まじめに不労所得を考える

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不労所得という言葉が使い古されて久しいです。

管理人はネットや見ず知らずの人から発する不労所得というワードを耳にしたとき、まず最初に身構えてしまいますが、、(このブログを読んでいる方も同じかもしれませんが)

今回はその不労所得について真剣に考えたいと思います。

しかしながらこのブログの内容は読者の皆さんが期待するようなものではないと思います。

そして恐らくですが、SEO的にもネガティブなのかもしれませんし、adsenseその他の観点でもNG的要素が大きいと思います。

それでもあえて書くのは、あくまで自らへの戒めを込めてブログを書きます。

最初に断っておくと、ここには楽に稼ぐ方法や不労所得の例を紹介する内容はありません。

ので期待しないでください(笑)

管理人はこのブログで株式投資を扱っていますし、主に米国高配当株など中心で、戦略としてはキャピタルよりもインカム重視の投資を続けています。

最近では金利上昇に伴い、高配当株を保有したまま、米国ハイイールド債券についても検討し始めていますが、基本的には安定的なインカムゲインによるキャッシュフローを作り出すことを重視していることに変わりません。

このようなインカム重視の投資をしていると、どうしても不労所得を得ているような感覚に陥ってしまうのですが、配当再投資を行なっているので実際に増えているのはリスク資産の保有量です。

インカム重視の戦略だからといって平成バブルのような銀行で高い利回りで預けておける貯金のような考え方だと痛い思いをすると自戒しなければなりません。

資産は2000万円以上ありますが、この程度の資産では安心できません。

仮にこれを全て3%の債券運用しても毎月5万円、7%の高配当株に投資しても12万円弱です。

このような収益ではなかなか安心できないのは言うまでもありませんが、仮に再投資を行って資産を増やし続けたとしても、数十年後の売却時に元本を既存していたら元も子もありません。

株式投資は不労所得か

管理人は現在米国、高配当(連続増配)というキーワードがテーマでAT&TPMXOMVZJNJPGBTIなどディフェンシブ  中心に保有しています。

当然ですが、いくらディフェンシブと言えど大きく下落する可能性はあります。

例えば最近でいうと、BTI株のように70ドルから40ドルを切る水準まで下落するような銘柄もあります。

こうした際に狼狽売りしたり、逆に大きく値上がりした時に利確で売りたくなってしまうこともありますが、大事なのは一貫した戦略と柔軟に変更する機動力が必要だと思います。

機動的に動くために、また柔軟に戦略転換できるようにするためには日々材料を集め、分析し、今後の方向性を予測するという思考作業が必要になります。

また、こうした予測が実際の戦略と乖離することになった場合には、戦略転換を図る必要がありますし、そのための合理的理由についても日々考え続けなければなりません。

ウォーレンバフェットは朝起きると、毎日欠かさず新聞を読み、現在もしくは将来の投資先の報告書や決算書を読むといいます。

その量なんと500文字。

80年間投資を続けてきた神様でさえ、現在もこの量の情報を毎日インプットしているのですから、凡人が動かずして稼げるはずがないと思っています。

しかし、だからといってがむしゃらにインプットすれば良いかというとそうではないと思っていて、バフェットの根底にあるのは類稀なる銘柄の分析能力に加えて、ずば抜けた先見性です。

こうした能力は管理人のような凡人ではすぐに習得しようとしてもできないと思っています。

であれば、ここで大事なのは効率性だと思っていて、効率的に情報を咀嚼して、思考のショートカットにより思考プロセスを効率化することだと思っています。

これについては別の機会で触れたいと思いますが、重要なのは考えることから逃げないこと、考えて考えて考えぬいた上で決断すること、そして効率化です。

不労所得という観点でいうと労働は対極にある概念だと思いますが、こと株式投資に関して言えば上記の通り、情報量と思考量がものを言います。

労働という観点では作業は大事だと思っていますが、時間を拘束されたり、手元の作業を伴う労働はスケールしないのでこればかりではよろしくありません。

ここで書くか相当悩みましたが、管理人はネットでの販売ビジネスで輸入代理店を4店舗運営しているのと、その他雑収入がいくつか持っています。

いずれも年間100~数百万円程度の売上が立っています。

しかしながらこれらは手をかければ成長しますが、自らの手作業が掛かる内はスケールしません。

もちろん、自分が企画したモノが売れた時の嬉しさはありますが、当初よりその感情は薄れています。

それは自分の時間をかけてお金を作っているからです。

いわば時間の切り売りですね。

このブログもそうです。

ブログは移動時間中に必ず一記事書き終えるようにしていますが、思考の整理のために書いているブログも、生産性という観点では時間の切り売りです。

限られた時間内で考えを整理することが目的なので収入目的ではないものの、時間をかけて一つの成果を得ると言う観点では、いかに短い時間で「ブログを書く(思考の整理をする)か」はとても重要なテーマです。

明日、自分が死んだり、事故になって体が動かなくなったらブログも、手作業で得られる収入は途絶えてしまいます。

そのため、なるべく自分以外の誰でも運営が回るように手伝ってもらったり、仕組み化することで自動化することは可能です。

こうした考え方は不労所得を得ようと思ってやるのではなく、資産や収益の最大化のために仮説作りと思考実験のPDCAをぐるぐる回して考え抜いた末の結果です。

最初から不労所得を得ようと考えても、無理だと思っています。

不労所得というとどうしても楽して稼ぐといった部分だけがフォーカスされがちですが、現実は楽でもなんでもなく、時間も脳みそも使います。

  

管理人は不労所得とは時間投資の極限形態だと思っています。

例えばサラリーマンは時給1000円で働く人もいれば、1万円で働く生産性の高い人もいます。

時給を10万円にしようと思えば、サラリーマンではなく、不動産投資を考える人もいるでしょう。

  

起業して他の人に働いてもらおうと考える人もいるでしょう。

  

しかし、いずれのビジネスにおいても時給を極限まで高めようと思えば、自分の作業時間を解放しなければならなくなります。

  

これを不労所得という方もいますが、実際はその裏で大変な思考労力とPDCAの努力が必要になります。

  

なだたる投資家やビジネスマンが不労所得という言い方をしてこなかったのは、こうした努力が陰にあるからではないかと思っています。

そして一つ言えることは株式投資は楽な不労所得ではないということです。

常に保有株が下落する恐怖と対峙する精神力、景気動向や個別銘柄の分析を行うよう不断の努力を続けなければなりません。

そのため、間違えても不労所得を得たいからという理由で株に出してはいけないと思っています。

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パウエル五郎

名前:パウエル五郎 年齢:30代 経歴:サラリーマン時代は赤い銀行で国内外の株式のアナリストやファンドマネージャーなど一貫して株式のトレーディングに携わる。 現在は日本株の個人投資家として独立。2016年にアマゾンを購入してからひたすら買い増し、現在はVTなど世界分散投資も実践。