個人投資家と住宅ローンの最適戦略

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今日の日経平均は423円の反落です。

先週末にトルコで拘束されていたアメリカ人牧師が釈放されたことで地政学リスク軽減により、世界同時株安も一服したかに思えましたが、ムニューシン米財務長官が日本に対して為替条項を要求したことなどから輸出関連株を中心に売りが膨らみました。

またサウジアラビアのジャーナリストがトルコで殺害された疑惑が浮上するなど、地政学リスクが火種としてくすぶっていることも材料視されています。

管理人としては株が安くなればなるほど今までの高値警戒感から買いにくかった銘柄を積極的に拾えに行きやすいので大歓迎です。

世界株安の中、不謹慎にも喜んでいる管理人ですが、今回は住宅ローンの頭金について買いてみました。

投資ブログなのになぜ住宅ローンなのかと思われた方もいるかもしれませんが、資産形成をし始める投資家のボリュームゾーンであるアラサーサラリーマンの方々にとっては将来設計は死活問題です。

特に持ち家やマンション購入を検討している多くの家族持ちの男性投資家の皆様にとってはキャッシュとローン債権の支払い問題はとても興味のある問題だと思います。

管理人も住宅ローンの設計している真っ只中で、将来のキャッシュフローや資産形成、子供の教育費など計算しました。

その中で生じたいくつかの問題に対して実感した重要なことを整理してみたいと思います。

余剰資金をローンの支払いに当てるべきか、投資に回すべきか問題

まず、このブログを読んでいる多くの読者の方はサラリーマンだと思いますので、毎月の安定したサラリーがあることを前提に書きます。

読者の中には手元資金をローンの支払いに当てるべきか、投資金額に当てるべきか悩んでいる投資家の方もいるかと思います。

また多くの方は投資の中でも株式投資なんて不安定な資産運用に将来設計を委ねたくないと思う方も多いのではないでしょうか。

しかし、よくよく考えてみると現在のような円が低金利の時代にお金を借りない手はありません。

管理人は少しでも可能な範囲でローンの残高をあげて、手元資金を残しておき、(現在のような)一時的な下げ相場を狙って集中投下していきます。

日本は低金利ですが、アメリカの金利は3.5%に迫る勢いです。

米国債を買うのもいいですし、アメリカの高配当株を狙って投資すれば年利5%で運用できます。

高配当株は医薬、ヘルスケア、通信インフラのように大きな値上がりは期待できませんが、景気の変動に影響されず株価は大きく動かないディフェンシブ銘柄が多いのでキャピタルロスについては気にする必要がありません。

銘柄を選ぶ際は過去の増配年数を見ておくことも忘れないようにしましょう(どんな銘柄を選ぶべきかについては最後にご紹介します)。

このようにすれば1%の金利でお金を借りつつ、5%以上の利回りで運用することができます。

いってみれば人の金を使ってタダで4%の資産運用ができていることになるのです。

当然ですが為替や価格変動の影響なども受けますが、一度に大量に購入するなどのように方法を間違えず、長期間の運用を考えれば大した影響ではありません。

アメリカの利上げに引きづられて円金利も若干反応し始めていますが、歴史的な低水準が続いていることには変わりありません。

もし、今後の金利動向が不安という方には固定金利をお勧めしますが、それでも1%を切る水準もしくは1%台前半です。

ローン控除の恩恵はどれだけあるのか

個人投資家が住宅を購入する際のローンの考え方と運用方法のメリットを述べましたが、恩恵はそれだけではありません。

まずローンを借りていると住宅ローン控除によって所得税や住民税を控除することができます。

この控除は給料に対する税金以外にも、投資で得られた配当金や売却益に対する減税も受けられます。

通常、多くの投資家が使っている証券会社の特別口座では、源泉徴収によって自動的に20%の税金が引かれていますが、この税金が返ってくるというのは非常に大きなメリットです。

年間の利益の5分の1が返ってくる、いわば20%の利益が得られるというのは中々の恩恵ですからね。

住宅ローン控除における注意点

このように投資と住宅ローンの間には相性がとても良いのですが、一点だけ注意して欲しいことがあります。

管理人もそうでしたが、副業をしている方で利益より経費が多くかかっている方は赤字で所得控除ができますのでその時点で税金が回収できます。

すでに所得控除を満額で受けている方が所得税や住民税の控除金額以上にローン控除を受けることはできませんので要注意です。

サラリーマンで副業をしている方はまだまだレアケースかもしれませんが、確定申告の時点であっ!と気づいても遅いので、あらかじめ年間の収支と税金の計算はイメージしておきましょう。

住宅ローンと個人投資家の相性について整理とご紹介をしてきましたが、では実際にどのように、どんな銘柄を購入するのかについて次のブログでご紹介したいと思います。(続く)

住宅ローン控除と個人投資家の最適戦略2 (続き) 長年の金融緩和で金利は歴史的な低水準となっているため、住宅ローンを検討している方は...

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パウエル五郎

名前:パウエル五郎 年齢:30代 経歴:サラリーマン時代は赤い銀行で国内外の株式のアナリストやファンドマネージャーなど一貫して株式のトレーディングに携わる。 現在は日本株の個人投資家として独立。2016年にアマゾンを購入してからひたすら買い増し、現在はVTなど世界分散投資も実践。