なぜか3000万円というパワーワードが流行っていますが、イキって私も反応してしまいました。
3000万円どころか4000万円稼いでますがなにか(年商だけど) pic.twitter.com/q1biJ2zetO
— 武漢研究所 (@japanchart1) November 18, 2019
年商4000万円というだけあって、年収ではないのがポイントです(笑)
さてそんなドヤりのついでにいうと、スモールに始めたビジネスをグロースさせるにはスピード感が一番重要です。
そして、そのスピード感を大事にするあまり軽視してしまうのがルール作りです。
繰り返しますが、私が事業運営で最も重要視していることはルール作りです。
例えば
・従業員に毎日何時に来てもらう
・朝会を始める
・毎日xx時にこのタスクとこのタスクをやってもらう
・このタスクは何分で終わらせないといけない
このように多くのルールを作っています。
もちろん事業運営のスタイルによってルールを作らない経営者もいるかと思いますが、私の場合、私自身が現場にいなくても良いようにするため、このようにルールを作っています。
私のビジネス哲学として、事業を始めるということはルールを作ることと同義だと思っています。
もちろん、経営者が従業員のやる気と主体性を尊重して、現場主導で進める事業運営のスタイルもあります。
このスタイルを貫くためには従業員がなにをやりたいのか事前に把握した上で、ビジネスをグロースさせる方法に向くように主体性をコントロールする必要があります。
主体性をコントロールするとはなんだか怪しく聞こえるかもしれませんが、要は社員とよく話し、彼らの主体性の源がどこにあるか想像し、それをうまく売り上げにつなげるよう対話の中でうまく導いてあげることができればこれは可能です。
yahooが実施している1on1というマネージメントスタイルはその代表的な方法です。
しかしながら、私は普段から毎日毎時現場にいることはできないので、こうしたマネージメントスタイルを貫くことができません。
そこで重要なのがルールベースのマネジメントです。
こうした手法は管理コストが低くなる一方で、最初の設計が非常に難しいため、何度も設計し直す必要があります。
このルールベースのマネジメントスタイルでは、xxという作業をすればxx円儲かるがそれ単発では意味がないので、短期的には利益がなくても長期的により大きな利益を作るための仕組みを整えていきます。
こうすることで現場にマネジメントコストをかけずに自律型の運営スタイルを貫くことができるようにまず。
会社として給料を払うことを決めたなら、従業員の裁量のみに委ねず(一定の自主性を重じている柔軟性を持ちつつ)ルールをきっちり決めてあげる必要があります。
例えばビジネスをダイエットに例えるとすると、今日10km走ることよりも、毎日2km走るためのルールを作ることの方が意味があります。
毎日2km走るためには、日課として走る時間を決めたり、ジャージを洗うルーチン、洗ったジャージや走る靴の置き場所などを考えることが重要です。
今日10km走ることよりもこうしたルールを決めることの方が長期的にはプラスになるからです。
こうしたルールベースの実践法は事業運営だけではなく、個人投資家としても重要になります。
投資哲学があいまいだと一時的に利益が出ていてもそれを再現することができないからです。
再現性がないということは振り返りをすることも改善することもできません。
ルールベースの投資哲学を作っておくことで、PDCAを回して長期的な改善効果を得ることができるため、誰もが保有している時間という試算さえも味方につけることができるのです。
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パウエル五郎

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