2018年12月24日にアメリカの株式市場は22,000ドルを割り込み約2年ぶりの安値をつけました。
いわゆるクリスマスショックというものです。
多くの投資家はこれまで長年上昇してきたダウの上げ相場の終焉だと総悲観モードになりましたが、実際にはショックから1ヶ月も経たないうちに13%ほど回復し、ショック前の水準まで戻しました。
このように相場が急回復して思うことはやはり、全員がネガティブになる時でさえ、粛々と押し目を買っていた投資家が勝つということです。
資本主義経済では資金を多く買っている人が勝つルールになっているので、一般の投資家も余剰資金があれば投下すべきでした。
ただし、いつ押し目になるのか一般投資家にはわからないのが難点です。
これは多くのアナリストやエコノミストも同様で、相場の先読みをすることが出来れば自ら投資をしなくても富裕層向けに資産管理コンサルタントのような仕事でいくらでも食っていけます。
投資家の取るべきポジションはそうあるべきではないと思うのが管理人の持論ですが、何が何でも相場を読んでギャンブル的に投資をしたいという方はこのブログを読まないことをお勧めします。
投資家は自らの資産を増やすことが至上命題ですが、賭けをして仮にそれが当たったとしても継続性という観点ではその投資行動は無価値です。
なぜなら一度の投資でリタイアできるほどの勝負ができる人は既にその勝負を終えているはずです。
となると、多くの投資家にとって取るべき行動は一つで、普段から断続的、定期的に買っていくべきて、そのような投資家が最後に勝つという事実を忘れてはなりません。
私は楽天でつみたてNISA枠をフルフルに活用しつつ、通常の投信枠でも積極的にS&P500を買い続けていますが、それに加えて個別銘柄も買っています。
これは高配当株を中心にインカムゲインを獲得しつつ、長期的な視点ではどこかでピークアウトする銘柄も出てくるため、すぐに売れる体制を作ることで手元資金の流動性を確保するためです。
押し目を狙うのであれば日次分散の方が好ましいと思われる方もいるかと思いますが、NISAや投信枠については長期的な視点では日次分散でも月次分散でもパフォーマンスに大きく影響することはありません。
そのため、月一のリバランスや定期つみたてをすれば良いということになります。
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パウエル五郎

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