株式投資で心理的安全性を確保する方法

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高配当株投資と聞くと、盲目的に配当金の高い銘柄を保有すればよいと思っている人が多いです。

私は昨年秋から高配当ディフェンシブ銘柄を中心としたポートフォリオを作って運用しています。

現在はこの運用を始めてからちょうど1年になるのですが、S&P500に対する投資成績は10%以上下回る結果となってしまいました。

下回ってしまった原因のうち、相場が上昇した一方でポートフォリオで現金を多めに持っていたことによるキャッシュ要因や取引した際の手数料などの明示的取引コストによるものが大部分を占めるのですが、個別銘柄では銘柄選定要因がプラスに寄与していたため必ずしも悪い戦略ではなかったと思います。

今後の投資戦略については、同じように高配当ディフェンシブ銘柄に投資していく方針に変わりはありません。

配当利回りが高ければ仮に株価が上がらなくても一定の期間が経過すれば投資元本の回収ができてその後は保有すればするほど資産は増えていきますし、株価に一喜一憂していつ売るかタイミングを計る必要もなく、安定的なキャッシュフローが見込める投資戦略は精神的にも安定するからです。

当然、配当利回りが低い銘柄や無配当銘柄の場合は株価が上がって売却しない限り回収できないため、これはかなりのストレスになります。

人生で一発逆転を狙うなら確率次第でチャンスはありますが、株価の変動は偶然性に左右される部分があるので統計的な期待値で考えると配当投資よりも低く、どちらが精神的安全性が保たれるのかは一目瞭然です。

一方で配当利回りが高くても、将来的に減配して利回りが低下する可能性を考えると、どんな銘柄でも良いわけではなく、投資すべきは配当利回りの水準に加えて増配成長率と増配年数が高い銘柄に投資すべきです。

5%の高配当銘柄を20年間保有し続ければ回収できますが、1%なら100年必要ということになります。

配当利回り1%の銘柄を購入する場合はキャピタルゲインを前提に考えなければならず、売却タイミングなどの出口戦略とセットで考える必要があります。

しかし、最初は5%の利回りが確保できていたのに10年後に減配して1%となってしまった場合(1%で全額回収するために必要な100年の半分の)50年が追加で必要となるため、合計60年かかる計算となります。

そもそも高配当銘柄は一瞬でお金持ちになるための戦略ではなく、安定的なキャッシュフローを実現するための投資戦略であるため、配当金の原資となる最終利益やフリーキャッシュフローなどの企業業績についても常にモニタリングしておく必要があるのです。

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パウエル五郎

名前:パウエル五郎 年齢:30代 経歴:金融機関で国内外の株式のアナリストやファンドマネージャーなど一貫して株式のトレーディングに携わる。 2016年にアマゾンを購入してからひたすら買い増し、現在はVTなど世界分散投資も実践。

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