GAFA、FANG、FAANG、GAFMA
これらはいずれも今年好調だったハイテク・グロース銘柄の呼び名です。
呼び名によって、マイクロソフトやNetflix、アップルが入ったり入らなかったりしますが、どの呼び名にも共通して入っている銘柄の一つがアマゾンです。
2年前の2016年夏ごろ、これらの銘柄からアマゾンだけを選んで買い増しを続けて来ました。
しかし、2年前とは言え、これらの銘柄のほとんどで今でも私たちは恩恵を受けています。
それでもアマゾンだけに集中投資して来たのはなぜだったのか。
2年前を思い出しながらその理由を紐解いてみます。
Amazon primeのメリット
当時、私はアマゾンのプライム会員で毎年3900円支払っていました。ちなみに今も会員です。
最初は一ヶ月無料に誘われてフリーミアムで参加しましたが、現在でも音楽と映画にハマって離れることはできません。
アマゾンのプライム会員の特典としては充実した商品ラインナップが割引になったり、欲しいと思った当日、もしくは翌日には届くシステムが何より魅力的です。
が、管理人は別のところにあります。
確かに日常生活で使う雑貨や消耗品、食料品が安くなるのは魅力的ですが、それ以上に充実したコンテンツがあります。
映画や音楽はその一つです。
映画ではハウスオブカードなどファーストシーズンから大ファンであり、独自コンテンツを多数揃えているNetflixも魅力的なのですが、映画だけにペイするより、生活雑貨や消耗品なども安く揃えられるアマゾンのprime会員の恩恵を優先していました。
また最近では特にprime videoが充実し、primeのコンテンツだけで数万円分のDVDレンタルの価値があります。
primeのもう一つの魅力がアマゾンミュージックです。
楽曲数としては2500万曲も揃えていてどれもオフラインで聞けるので、目下、適当に音楽を聴きながら移動時間にこのブログを書くのが私のルーティンになっています。
ラインナップとしては往年の名曲から、昔懐かしの80年代、最新のヒットソングまで洋楽から邦楽まで数多く揃っています。
要は全ての世代で聴きたい曲はほぼ全て揃っていると思っても良いでしょう。
primeの魅力はこれ以外にもAmazonパントリー(食料品が必要な分を割引価格で届けてくれるサービス)やprime now(必要な時に注文すると1時間以内に届けられる)などもあります。
ただこれらのサービスは管理人が郊外に住んでいるので対象外だったりするので、恩恵はとくにありません。
以上、Amazonの魅力について書いてみました。
今後もネット小売業界を独走するのかと思いきや、ご存知の通り、ここ最近急激に追い上げてきたのがアリババです。
Alibabaの追い上げ
管理人はネットショップで毎月20~50万ほど販売実績がありますが、そのほとんどがアリババで中国から仕入れています。
多少の英語ができれば現地の中国人にも伝わります。
中国政府の支援があるのかはわかりませんがなんと言っても輸送量がタダ、日本の商品に比べて50%以上安いというのがそのメリットです。
独身の日の11/11には一日で50万円ほどアリババから仕入れまましたが、これらを日本で販売することでほぼ全部売り捌くことができています。
今年のアリババの独身の日の流通総額は過去最高の3.5兆円となりました。
ちなみに2017年度のアリババの流通総額は60兆円、アマゾンはその半分の30兆円程度とアリババの半分程度と後塵を配しています。
またアリババはこうした小売業や卸業などの流通業以外にも、病院や銀行、証券、不動産、病院など様々なインフラを構築しています。
アリババもアマゾン両銘柄の株価が低迷していること踏まえると、こうした流通総額を懸念したものというよりは、相場全体の風向きが変わったことによる影響と捉えた方が良さそうです。
業績についてはそこまで悪い内容が出ているわけではなく、ハイテク銘柄全体の調子が悪いことも、投資家が関心を持っているテーマが転換したことを示しています。
今後いつまでこの安値が続くかわかりませんし、管理人個人としてはまだまだ低迷が続きそうだと考えていますが、業績ドリブンの相場に移行するタイミングで反転の兆しがありそうです。
↓ポチっと押して頂けるととても喜びます。
この記事を読んだ人は以下も読んでいます...

パウエル五郎

最新記事 by パウエル五郎 (全て見る)
- 【ポストコロナの世界】様々な民主化の流れが加速する - 2020年4月25日
- コロナを受け保有銘柄の入れ替えを行う - 2020年4月23日
- コロナを受けてポートフォリオ戦略を変更する! - 2020年4月22日