最近管理人はローンの支払いやNISA口座の変更などで500~600万円の口座間に資金移動が頻繁になっていました。
主に銀行口座から証券口座への資金移動が大きな流れです。
特にこのような大きな資金の移動が頻繁になると、多くなってくるのが金融機関からの営業電話です。
証券口座の新規開設時にも同様のことが起きます。
特に移動元の金融機関からの営業電話であり、その多くは営業課店に配属されたばかりのほぼ新卒~5年目の女性である確率が高いです。
もしかしたらそれなりにご年配の客には妙齢の営業マンがつくのかもしれませんし、女性には男性の営業マンがつくのかもしれません。
私のように30台中盤男の場合には統計的に若いほうがコンバージョンが良いという裏付けがあるのかないのかはわかりません(笑
さて、こうした営業マンの中には、手数料が高い投信や保険を販売してきたり、銀行の証券口座開設をお願いされるケースが多いのですが、業務知識や社会経験が未熟なため、知識水準としては決して高くありません。
多くの場合、電話口で資産運用についてご相談に乗らせて下さい、という趣旨を伝えてくるのですが、実際には信託報酬の高いものや販売手数料の高いものがほとんどです。
管理人は何も知らないふりをして、なるほどなるほどと聞き入るのですが内心はそんな高い手数料の商品買うわけないでしょ!と思ってしまうわけです。
しかし、中には自らの金融知識のなさを隠さず教えてくださいという体で擦り寄ってくる方もいます。
そして最後には営業成績が足りないので力を貸してくださいと泣き落としにかかってきます。
その場合は本当に信託報酬が低くて、優良な商品があればそれを買うと言うのですが、その時の相手の表情でそれまでが演技だったかどうか、もしくは営業の本気度合いがわかります。
このように金融機関の営業マンは性別や年齢に応じて、また相手の知識量に応じて手を替え品を替え、金融商品の売り込みに躍起になっていますが、投資家としてはそうした手に乗らず冷静に判断をする必要があります。
特に気をつけなければならないのは為替が円高に振れている時に為替条項などがついた仕組債や仕組預金を買わせようとしたり、リセッション 入りしそうな今のタイミングでグロース寄りの投信を買わせようとする営業マンです。
少しでも怪しいと思ったらその場は保留にしておいて家に帰ってから調べておくことが重要です。
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パウエル五郎

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