意外と知られていない?NISA有効活用による一番メリットと具体的な方法

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実はこんなにかかる株式投資の税金

株式投資をおこなったことがある方はご存じかと思いますが、現在株式投資の際の利益に課せられる税金はいくらぐらいでしょうか。

実は現在の証券税制では利益の約20%を税金として納めなければなりません。仮に100万円の利益を上げれば、約20万円もの納税額となるのです。

以前は軽減税率10%の特例措置があり、利益に対して10%の課税でした。

しかし、平成26年からは軽減税率が廃止され約20%の税率となりました。

ちなみにこの約20%の課税は上場株式の譲渡所得だけでなく、配当所得にも課せられます。

20%はかなり大きな税率ですので、いかに節税するかも大事なポイントとなっています。

実は平成26年の軽減税率廃止とほぼ同時期に新たに始まった制度があります。

それがNISAという制度です。

このNISAを活用すれば、10%の軽減税率が無くとも、かなりの金額を節税することが可能となります。

NISAとは

それでは早速NISAについて解説していきます。

NISAとは少額投資非課税制度のことで、文字通り少額の投資が非課税になる制度の事です。

少額と言っても非課税投資枠として年間120万円までの投資が非課税になります。

1年間の非課税投資枠は120万円までですが、毎年120万円の非課税投資枠が与えられ、投資総額600万円までが非課税投資枠として利用可能です。

この非課税投資枠内での投資であれば株式投資で得た値上がり益や配当が全て非課税になるというメリットを受けることができます。

非課税の期間は5年となっていますが、5年間ずっと株式投資をしなければならないということではなく、いつ株式を売却しても5年以内であれば非課税となります。

NISA制度は現在のところ期間が決まっており、2023年まで毎年120万円の非課税投資枠が利用可能となっています。

■NISAを活用する

NISAには様々な活用方法があります。

まずNISAを活用するためには証券会社にNISA口座を開設しなければなりませが、ここでポイントなのが各世帯にNISA口座は1つではなく、家族の人数分NISA口座を作ることが可能だということです。

つまり4人家族の場合は1人につき1口座NISAの口座を作ることが出来ます。

すると、仮に家族4人全員がNISA口座を作るとすると、1人当たりの非課税投資枠120万円が家族4人分与えられることになるので、1年間の非課税枠が4人分の480万円分にもなります。

さらに最大1人当たり600万円まで非課税投資枠が与えられるので、4人家族の場合、最大2400万円もの非課税投資枠を得られる計算になります。

NISAは少額投資非課税制度と名前がついていますが、果たして4人家族の場合の2400万円は少額でしょうか。

さらに未成年の子どもがいる家庭でも、子どもにNISA口座を作ることが可能です。

子ども用のNISA口座はジュニアNISAという制度によって作ることが可能になりました。

この制度は2016年4月から始まった制度で、0歳から19歳までの未成年者がジュニアNISAによってNISA口座を作ることが可能になり、年間80万円までの非課税投資枠が与えられます。

そして1人当たり600万円の投資後も、さらに投資が可能です。

NISAは毎年120万円非課税投資枠で投資が可能ですが、仮に毎年120万円投資した場合、5年間で600万円の非課税投資枠を使い切ります。

しかし、6年目には最初の1年目に投資した枠が定められた期間の5年間が終了し、非課税投資枠で投資している金額が480万円になります。

そして6年目に新たに120万円の非課税投資枠が追加されますので、その120万円の枠で再び投資可能となります。

つまりNISAの対象期間に1人当たり最大600万円までしか投資できないのではなく、非課税投資枠の空き次第で、延べ投資金額は600万円以上も可能であるということです。

メリットが多いNISA口座は誰でも開設することができますが、問題点もあります。

それは、過去に割り当てられた非課税投資枠を後から使うことが出来ない点です。

毎年120万円の非課税投資枠が与えられますが、

例えば2015年に与えられた非課税投資枠は2016年には使うことができません。

つまりNISAを早く始めれば早く始めるほど非課税投資枠は多く与えられますが、遅く始めるとその分非課税投資枠が減るということになります。

デメリットと言うより、早く始めないとその恩恵にあずかることができなくなるという機会損失の考えに近いです。

■証券会社の選び方

NISAのメリットを最大限に生かし、非課税投資枠を多く得るために、早めのNISA口座の開設をおすすめします。

しかし、現在多くの証券会社がNISA口座を取り扱っている為、どの証券会社に口座を開けばいいか迷う方も多いと思います。

そこで、NISA口座を開設するにあたってのチェックポイントを少し紹介します。

NISA口座を開設する際にチェックするポイントとしては、ずばりNISA口座内での取引手数料です。

通常、NISA口座内で株式投資をする場合に、税金は非課税になりますが、取引手数料がかかります。

しかしNISA口座を取り扱っている証券会社の中にはNISA口座での株式投資に対しては取引手数料を無料にしている証券会社もあります。

ぜひ取引手数料無料の証券会社でNISA口座を開設して、非課税・取引手数料無料のメリットを享受してください。

最後に、このNISA口座開設で最大のメリットと言っても過言ではない、NISA口座を開設すると株式手数料が無料になる証券会社をご紹介します。

現在NISA口座で株式投資をすると売買手数料が無料になる証券会社は4社です。

ネット証券大手が1円単位の手数料を値下げ競争をしているのに、手数料自体が無料になるNISA口座はとてもお得です。

この機会にぜひNISA口座の開設をされてみてはいかがでしょうか。

以下が取引手数料無料の証券会社です。ご参考にどうぞ。

【NISA口座株式取引手数料無料証券会社】

松井証券(買付・売却手数料無料)

SBI証券(買付・売却手数料無料)

カブドットコム(買付手数料無料)

マネックス証券(買付手数料無料)

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パウエル五郎

名前:パウエル五郎 年齢:30代 経歴:サラリーマン時代は赤い銀行で国内外の株式のアナリストやファンドマネージャーなど一貫して株式のトレーディングに携わる。 現在は日本株の個人投資家として独立。2016年にアマゾンを購入してからひたすら買い増し、現在はVTなど世界分散投資も実践。