世間では老後の生活資金が不足しているとニュースで騒がれていますが、いざ資産運用と聞くと二の足を踏んでしまう人がいます。
これは資産運用、もしくは投資が難しいと考えているからであって、そういう人の思考パターンは投資ってなんだかよくわからないし、間違えると資産が目減りしてしまう怖いものと思っているくらいでしょう。
たしかに個別銘柄で価値が高騰するものを見抜くことは難しいですが、複数の優良銘柄に投資をして時間をかければ資産を増やすことは実際はそんなに難しいものではありません。
よほどのバカでない限り、これらの優良銘柄を保有しておけば途中で価値が減ることは滅多にありません。
これは優良銘柄であれば株主への還元策も手厚く、業績も安定しているため株価が下落する可能性が低いからです。
優良企業が長年かけて築き上げてきた製品やサービスのブランド力が一時的に崩れることは滅多になく、よほどのことがなければ今後も時間の経過とともに信頼や安心感を醸成し続けるため、業績も安定します。
例えば世界中で買われ続けているロングセラー商品のコカコーラやP&Gなど人間の生活に深く入り込んでいる銘柄などが該当します。
これらの銘柄はGAFAのように短期的に世界の仕組みやあり様を変えるイノベーティブな企業ではありませんが、何十年も製品づくりに励んで景気の良し悪しに限らず安定的なキャッシュフローを作ってきました。
安定的なキャッシュフローは連続増配という結果で投資家に還元されますし、業績が安定しているため株価の変動も少なく、投資家としては精神的なストレスも少ないです。
逆に言えば突然株価が大きく上昇することもありませんが、下落することも滅多にありません。
したがって、こうした銘柄に対するファンは投資家の中にも昔から根強くおり、投資家は配当によって利益を得るかわりに、企業側は株価が安定しているため、いざという時の資金調達も容易になります。
反対に無配銘柄は主に自己株償却(自己株買い)でしか株価を上げる手立てがありませんので、株主からしたら取締役員陣の気分次第の株主還元を待つしかなく、これ以上ない精神的苦痛を味わうことになるのです。
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パウエル五郎

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