ひとの遺伝子にお金というソフトウェアは実装されていくのか

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突拍子もないタイトルですが、最近よく考えているテーマなので記事にしてみました。

例えば、富裕層の子供は富裕層になりやすい、貧困層の子供は貧困層になりやすいのはなぜかという問題です。

これは単純に富裕層の場合、教育投資に恵まれていたり、遺産が多いという事実もありますが、必ずしもそれに限ったものではないと思います。

逆にだからこそタイトルのような疑問が生まれます。

例えば裕福だろうが貧しかろうが、金融教育を受けた子どもは正しいお金の使い方や増やし方を会得しているので、将来裕福なレイヤーに入るという事例です。

この時、親から子へと受け継がれる金融のリテラシーは遺伝と言えるでしょうか。

多くの人はこれを生物学的に見て遺伝とは言えないと思うはずです。

自然選択説という学説があります。

これは厳しい自然環境が生物の無目的に起きる突然変異を選別して進化に方向性を与えるというものです。

資本主義社会における結婚などのパートナー選択には、人間の文化的環境に即して適者生存のルールが適用され、これが子孫を残す際の一定の方向性を与えても不思議ではないと思います。

当然、資本主義が始まって数百年であるので、自然選択説で想定しているような数十~数百億年という長い年月をかけての遺伝子変化とはだいぶ異なるという認識は持っています。

しかしながら、メディチ家やロス家のような、人類の歴史において数百年間もの間、受け継がれて形成された資本の勢力図が現代にも影響し、かつ貧困や裕福さが世代間で継承していく現代において、貧困世帯は自然選択説によって淘汰されていくのかもしれません。

先ほどの金融教育は遺伝と言えるだろうかという疑問に戻ると、当然生物学的にはたった二世代だけでは遺伝子配列に有意な変化が起きることはあり得ませんが、金融教育によって子供が富裕層になったとするのならば、通常の子供より教育を受けた子供の思考ロジックや行動パターンが変化したことはまぎれもない事実です。

先天的、後天的という二つの言葉で言えば明らかに後者の言葉で表されるのかもしれませんが、貧困層は淘汰される運命にあり、メディチ家やロス家のような名門は子孫の代へと脈々と受け継がれてることからも、これを生物学的な遺伝とは言えなくても、教育という文化資本的な背景によって、自然選択的遺伝が行われているということができるのかもしれません。

私はこの金融や資産規模に影響する遺伝子は後天的に獲得することができると共に、それを一度身に付けることができれば次の世代へと受け継がせることができると思っています。

だからこそ、金融に関すること、例えば投資や資産運用について考えることは早いに越したことはなく、子供にも早く身につけさせる必要があるのです。

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パウエル五郎

名前:パウエル五郎 年齢:30代 経歴:サラリーマン時代は赤い銀行で国内外の株式のアナリストやファンドマネージャーなど一貫して株式のトレーディングに携わる。 現在は日本株の個人投資家として独立。2016年にアマゾンを購入してからひたすら買い増し、現在はVTなど世界分散投資も実践。

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