これから株式投資を始めるにあたって暴落を待っているという方を見かけます。
安く買って高く売るというゲームをしている投資家にとって暴落は確かにチャンスですし、余剰資金を持っている人にとって反発が見込める暴落ほどチャンスはありません。
いわゆる大きな押し目買いのチャンスということになります。
しかしながら全ての人にとってチャンスということは、全ての人が同じように考えて行動することになりますので、そのタイミングを掴める人は一握りということになります。
もしくはそれは押し目買いなどではなく、押し目買いのような見せかけの状態、すなわちだましになります。
あくまで私なりの考え方ですが、株式運用に限らず、資産運用を始めるにあたって全ての人に当てはまるのは大きく始めずに、小さく初めてコツコツと積み上げていって大きくしていくべきだと考えています。
物事を始めるには遅いということはなく、思いついた日が吉日です。
ちなみに私がアマゾンを売って、米国高配当ディフェンシブ株を買った時からすると、現時点ではほぼ全ての銘柄でプラス圏で推移しています。
直近でいうとBTIやJNJのように思惑で売られている銘柄もありますが、これらの銘柄も配当金を加味すると微減程度です。
仮に私が高値圏で掴んでしまったとしても、10年20年保有するつもりなのでこのタイミングで保有したことを後悔することはありません。
例えば、先週末にJNJが10%下落しましたが、過去10年間で10%以上下げたのは5回以上ありましたが、結果的に反発を繰り返し株価は2倍以上になっています。
たった今リーマンショック級の大暴落があったとしてそこで全資産を投資できるかといえば必ずしも全ての人が首を縦に振りませんが、こうした事実を知っている人であれば優良銘柄にいつ参加しても遅いということはないことがわかります。
むしろ、今日JNJを買えばほぼノーリスクで10%のディスカウントで取得できるのでこんなにお買い得なことはありませんが、多くの投資家は目下のリスクに振り回されて買い付けることが出来ません。
長期投資家は高く売ることや安く買うことを意識すべきではないので、こうした事実に振り回されずに買い向かうべきだと思っています。
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パウエル五郎

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