高配当株投資で最も大事な指標

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配当金で安定した収入を確保したいなら高配当株投資をすべきですが、高配当ならなんでも良いと言うわけでありません。

いくつかの観点がありますが、ここでは管理人なりの考え方と条件を整理していきます。

高配当株投資で見るべき必要な指標

安全性指標

まず最初に財務の健全性を見ないといけません。

借入の状況や返済能力については流動比率、当座比率、固定長期適合率などがありますが、手っ取り早く自己資本比率で良いかなと思います。

いくら配当金が高くても借入が多かったり、返済能力に欠けていると支払いサイクルが立ち行かなくなる場合があります。

そのため、返済能力が高い、自己資本が厚いという条件は高配当株かどうかによらず投資する際の前提条件となります。

本業が好調であるか

次に見るべきなのがキャッシュフローです。

特に高配当株に投資する場合、営業キャッシュフローを見るべきです。

以前ブログでフリーキャッシュフローが配当の原資であると書きましたが、その根底にあるのが営業キャッシュフローです。

FCFは営業CFと投資CFの和になりますが、投資CFは設備投資を行えばマイナスになりますので、一時的な要因でFCFが減少することを考慮すれば営業CFの変動を見るべきです。

営業CFが大きい銘柄では、資金を設備投資に充てるのか、借金返済に充てるのか選択することができます。

逆に営業キャッシュフローが少ない銘柄ではこうした選択ができないことになり、将来の減配リスクも高まります。

先ほどの自己資本比率を見るのが守りなら、営業キャッシュフローを見るのは攻めの観点になります。

ネガティヴスクリーニングに対してポジティブスクリーニングと言った方が正しいかもしれません。

配当銘柄の投資効率

次に見るべきは当然ですが、配当利回りです。

配当に関する指標には配当性向と配当利回りがあります。

なぜ配当性向ではなく利回りを見るべきかというのには二つの理由があります。

配当性向とは当期純利益に対する支払う配当金総額の割合です。

そのため、この配当性向はせいぜい株主に対する還元姿勢と見るべきですが、幾ら配当性向が多くても既に株価に織り込まれていたら意味がないという点です。

また幾ら純利益に対する配当金額の割合が大きくても営業CFやFCFが低ければ将来的に減配リスクが高まります。

そのため、高配当とは配当性向ではなく、株価に対する配当金額の割合である配当利回りで見るべきです。

以上を踏まえると、自己資本比率が厚く財務が健全な銘柄であり、営業CFが大きくて本業で稼げており、配当利回りの大きな銘柄に投資すべきなのです。

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パウエル五郎

名前:パウエル五郎 年齢:30代 経歴:サラリーマン時代は赤い銀行で国内外の株式のアナリストやファンドマネージャーなど一貫して株式のトレーディングに携わる。 現在は日本株の個人投資家として独立。2016年にアマゾンを購入してからひたすら買い増し、現在はVTなど世界分散投資も実践。