不安定な相場への向き合い方

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相場の先行きが見えづらい時に考えるべきこと

かをりん
かをりん
最近調子はどうなの?
ダウは今年の引値初めて2万ドルの大台を割り込みました。
パウエル五郎
パウエル五郎

かをりん
かをりん
損切りしなくていいのかしら?
今のところ売る予定はありませんが、将来の株価を正確に予測することはできないので、こういう時こそ投資ポリシーを見直して振り返って、意思決定について整理してみたいと思います。
パウエル五郎
パウエル五郎

パウエル五郎は2018年秋にそれまでの数年間アマゾン一本足打法から脱却し、配当投資に切り替えました。

今日はアマゾンについて調べてみたいと思います。 アマゾンといえば、スーパー大手のホールフーズマーケット(WFM)買収を発表し、10億ドルで...

2018年11月30日 4:37 PM ブログを書いていて初めてコメントをもらいました。 今日はこちらのコメントへのお返事をさせ...

なぜなら株価は業績に関係なく大きく動くタイミングがあり、そうしたうねりのようなものを捉えて安く買って高く売るという投資手法ではマーケットにいる数多のプロに勝つことはできないと考えたからです。

当時から今まで、株価はほぼ市場最高値圏を更新し続け、いつ暴落するかわからない状況でしたので、せっかく評価益を積み上げても暴落で吹き飛んでしまえば意味がありません。

そのため発想を転換して、安く買って高く売ることで得られる利益を目標とするのではなく、配当金を目的として何十年も毎年連続して増配している銘柄を中心に積立投資することで、目的である獲得配当金を最大化する戦略に変えたわけです。

これにより、株価は目的を遂行する上での仕入れコストにしかすぎず、売却益それ自体が目的にはならなくなります。

私が死んでも家族や子供に残す資産として渡すことを想定すれば売却益を考える必要もありません。

言い換えると予期していた暴落に対するリスクマネージメントとして(連続増配&)高配当株を投資していたわけです

そんな中、ある意味予期していた暴落が起きたわけですが、株価そのものは下がっているので他の投資家の例にもれず私も評価損を計上することになります。

待ち望んでいた暴落を前向きに捉えるのか後ろ向きに捉えるのか

ダウは今年に入って30%以上下落しましたが、私のポートフォリオは同じくらいの評価損を計上しています。

一つの誤算はディフェンシブ銘柄で構成されていたと思っていた銘柄でも市場と同じくらい売られるということがわかったことです。

しかし、一方でこれまで積み立ててきた銘柄が安く仕込めるタイミングだと捉えることもできます。

現在の私のポートフォリオの実質配当利回りは5%程度あるため、今後マーケットがさらに低迷しても5〜6年程度で穴埋めすることができます。

またその時にはすでに株価も戻っていることでしょうから、その時に残るのは低コストで仕入れられた安定したキャッシュフロー装置ということになります。

経済の成り立ちと金本位制の導入 ...

かをりん
かをりん
そんな強がってないでさ、安く仕入れてどれだけ儲かったのよ

そしたら、今回の暴落でどの程度安く仕入れられたのか可視化してみたいと思います。
パウエル五郎
パウエル五郎

直近高値の2/20(ダウ:29551.41ドル)から直近(3/19:19,898.92ドル)になって、どれだけ投資の費用対効果が上がったのか見ることにします。

これを見るためには配当利回りの変化をとらえる必要がありますが、2/20時点の配当利回りは3.7%で現在は4.7%まで上昇していました。

つまり、株価が30%下落したため、3.7%の配当利回りが約1%ポイント改善されたということですね。

さて、企業の配当支払い能力に変化がなければ、マーケットの下落率(配当利回りの改善)が大きいほどその分将来もらえる配当金も多くなります。

この配当金の増加は投資資金の多さにもよりますが、より正確に見積もるためには連続増配銘柄の場合、1年間で数%程度の増配率を加味する必要があります。

下の表は増配率を3%と仮定し配当再投資をした場合、配当利回りと追加投資額に応じた将来の長期配当収入になります。

このグラフから、例えば今回市場が60%下落した場合、200万円を投じて配当成長率を加味すると将来の10年間で配当金として150万円がもらえることになり、これはマーケットが下落しなかった(配当利回りの改善がなかった)場合より50万円、200万円に対する投資効率としては25%以上も多く配当金がもらえることになります。

このように大きく下落相場は定期的に配当を生み出す機械のコスト効率が高まったことを意味しているため、配当金をより多くもらえるチャンスであることを踏まえると、悲観的にならずに投資額を増やすべきです。

しかし、いくらチャンスといえども生活資金に手をつけないこと、また家や車などの大きな買い物をする予定のある場合は資金管理に気をつけることは重要です。

さらにどこまで下落するかの最終ラインを楽観的に見積もらず、下落中は変動が激しい時には無理に参入せず、少しずつ安値で買付を行うことを心がけるべきです。

ちなみに私のマイルールは↓の通りです。

最後に、投資家の資金管理と同じくらい重要なのは投資先の選定です。

特にキャッシュフローや売上・利益など配当金の原資となる体力があることを常に確認しておくべきです。

逆にいうと無思考に株式を保有するのではなく、余剰資金が少なすぎたり、投資先の事業環境において決定的な負の要因が生じてしまった場合、投資から撤退することも検討しなければなりません。

私の場合はまだ上記の条件に達していないので当面追加入金していく予定です。

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パウエル五郎

名前:パウエル五郎 年齢:30代 経歴:一貫して米国株投資を継続中。 2016年にアマゾンを購入してからひたすら買い増した後2018年9月に100株全売却して方針転換。現在は高配当ディフェンシブ個別銘柄やVTなど分散投資

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