アマゾンはクラウドに特化してより強大なプラットフォームを作っていく

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  1. 先日こんな記事を見つけました。

アマゾンがレコメンドエンジンを外販して収益化するというものです。

アマゾン、20年の「知見」を外部に開放 推薦や売り上げ予測をクラウドで

レコメンドエンジンと文字通り商品をおすすめする仕組みのことですが、アマゾンの場合、商品Aを購入したユーザーに、商品Aを購入した他のユーザーの購買データなどを使って他の商品Bをおすすめする仕組みのことを指します。

アマゾンの主軸は売り上げの6割を占める北米での物販、つまりEC事業です。

そのため、その他地域の物販やAWSなどのクラウド事業での売り上げは未だ低い状況です。

AWSに至っては全体の売上の10%にも満たない状況です。

アマゾンとしては今後の時流であるモノやサービスのAI化に向けて、北米事業で培ったレコメンドエンジンというインテリジェンスをAWSのテコ入れとして使っていくんだと思います。

レコメンドエンジンがより拡張的に進化し、AWSなどのクラウドと密接にサービス提供することができれば、技術者は画像認識や検索技術で新たな知見を探す必要はなくなるし、ウェブサービスの開発エンジニアはDBやインフラ制御で必要な知見はアマゾンのコンソールだけで完結します。

アマゾンはAWSなどのサービス提供によるサブスクリプション型のキャッシュフローだけでなく、ユーザー属性、購買履歴や画像情報などの多大なデータやノウハウも得ることになるので、そこで得られた知見をさらにECプラットフォームやAWSに活用することで相乗効果を発揮することができるようになります。

最近時価総額でアップルを抜いて世界一位になったマイクロソフトはウォルマートなどと組んでクラウド事業に専念していく姿勢を取っています。

グーグルやアリババも同じようにクラウドサービスのシェアを取りに来ているので、アマゾンがこれからも安定して成長する保証はありません。

第3四半期決算で大きくなりすぎた株主の期待に応えきれず、株価も大きく調整しています。

しかし、アメリカにおいて絶大な信頼を獲得しているawsの地位はそう簡単に揺らぐものではありません。

サブスクリプションというこれ以上ない安定的な収益構造を持ち、ペンタゴンなどの政府組織にも一任されているAWSを見ているとこれまでもこれからもアマゾンが世界の覇権を握っていく姿が見えています。

アメリカの国防総省は、ペンタゴンにおけるクラウドベンダーを長期間、単一事業会社1社に絞る、ジェダイと呼ばれる契約システムを取っていくと宣言しています。

このジェダイ型の契約を受託するのに最も近いのはアマゾンである事は誰もが疑いようのない事実です。

アマゾンのセグメント別収益構造や売上・利益推移はこちらの記事にまとまっています。

今日はアマゾンについて調べてみたいと思います。 アマゾンといえば、スーパー大手のホールフーズマーケット(WFM)買収を発表し、10億ドルで...

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パウエル五郎

名前:パウエル五郎 年齢:30代 経歴:サラリーマン時代は赤い銀行で国内外の株式のアナリストやファンドマネージャーなど一貫して株式のトレーディングに携わる。 現在は日本株の個人投資家として独立。2016年にアマゾンを購入してからひたすら買い増し、現在はVTなど世界分散投資も実践。

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