3年分の株式投資テクニックをたった1か月でてっとり早く習得できるただ1つの方法

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株式投資をする上で必要な知識はネット上に山ほど存在します。

事実、投資で成功している人が実践している方法は驚くほど単純です。

損切り(ロスカット)、分散投資、長期投資..etc

ではなぜこうしたことが実際にやってみるとできないのでしょうか。

教科書通りの知識は調べたらいくらでも出てくるものの、

実際にやってみると細かいところで個々人のやり方に違いが出てくるというケースもありますが、

それ以上に重要なのは知っているけどやっていないというケースが大多数です。

やっていないというよりも出来ない、という方が正しいかもしれません。

なぜ分かっているのにできないのか

実際に自分の資産を運用する当事者として関わっていると知識としてわかっていてもできないことがあります。

その典型的な事例がロスカット、すなわち損切りです。

損切りは損失を出すことだと思われているかもしれませんが、

より正確に言うと、早く損を出して傷口が浅いうちに別の利益を出すことに意味があります。。

もちろん、これも教科書通りの知識のうちです。

なぜこうしたことが実践できないのでしょうか。

ここに有名な実験があります。

ある学者が多くの被験者に確実に1万円を支払わなければならないという選択肢と、50%の確率で2万円支払うかもしれないし50%の確率で支払わなくてもいい可能性もあるという選択肢の二つの選択を判断させた時、大多数の人間が後者を選ぶという実験結果を報告しました。

これは行動経済学という分野のプロスペクト理論と呼ばれるものであり、この実験は今すぐに損切りをすれば1万円で済む局面で、もしかしたら戻るかもしれないという期待に基づいて放置した結果、損失を拡大させてしまうことに似ています。

実は先ほどの実験の二つの選択肢は合理的に考えれば、統計的にどちらも同じ損失となるのにもかかわらず、です。

つまり、人間は損失を極端に嫌う傾向があるため、合理的な選択ができなくなる可能性があるということを示しています。

しかし、株式売買において、自分の損失がゼロになるか2倍になるか統計的に同じというようなケースは滅多になく、特に株価が一方に動き続けている時には自分の損失が元に戻る方向に反転する確率は著しく低いです。

したがって、損切りするかしないかという選択に迫られた時に(確実に)損失を作るという損切りをできずに放置した結果、損失額を広げてしまうという傾向があるのです。

これは人間の性なので受けとめなければならない事実で、皆さんが損失を出すことを極端に嫌がるのも仕方ないことなのです。

重要なのは、損失を出した時にいかに素早く損切りできるかということです。

株価は上がるのも下がるのも半分の確率と考えれば、損失さえ限定しさえすれば利益を出し続けられる投資家になれるのです。

しかし、多くの投資家がこうした損切りの重要性を知ることができるのは実際に大きな損失を出して初めて「あぁ..もっと早く損切りしていればよかった…」と思うのです。

そして、損失額が大きいほど「次はもっと早く損切りしよう…」と思うのです。

このように実際に大きな損を出してみて初めて損切りの重要性を学ぶので、その重要性に気づくまでに3年程度かかると言われていますが、多くの方はそんなに待てないというのが正直なところだと思います。

私自身、こうした教訓を得るのに数年もかかるのは耐え難い経験でした。

教訓を得るまで時間を圧縮する唯一の方法

実は、この3年という年月を最短で1ヶ月で経験することができる方法があります。

それが株価指数の先物取引をするということです。

先物についてはこちらをご覧ください。

みなさんは先物に対してどのようなイメージを持たれているでしょうか。

博打、借金、手に負えない、そんなイメージを持たれているかもしれません。

しかし、そんな怖いと思われている先物は現物の株式投資を学習するには持ってこいの投資なのです。

なぜ株式投資において損切りを学ぶのに先物取引が重要なのでしょうか。

市場コンセンサスの確認

簡単に先物について説明しておくと、先物とは将来の時点で商品をもらう契約をすることです。

ここでは株価指数の先物の話ですので、株価指数の先物とは将来のある時点における株価指数の値段が現在の先物の取引値段となります。

この将来の時点のことを限月と呼びます。

したがって、先物の値段から先行きのコンセンサス予想=マーケット参加者の将来の株価指数の予測値を知ることができます。

例えば6月限(ロクガツギリ)の先物を4月に売買する際、その取引の値段は6月中旬の株価を予想したものになっています。

基本的には将来株価が上がると思われていれば今の株価にも反映されますので、直近の限月の先物取引価格は現在の株価とそんなに変わらない水準になります。

しかし、異なる限月間の先物価格の違いを見れば先行きの相場の方向感を養うことができます。

すなわち、6月限と9月限を比較することで将来株価が上がるのか下がるのかを確認することができます。

これは自らの相場観を養うだけではなく、例えばトヨタやファストリテイリングなどの大型株を購入する際にも役に立ちます。

なぜならこうした主力株と呼ばれる日経平均株価に組み入れられている銘柄の中でも特に株価が大きい銘柄は先物の値動きがその株価自体に直接影響することがあるからです。

これは現物と先物の等価交換が可能であるからという根拠に基づいているのですが、詳しくは先物のページで説明します。

先物には金利や配当などの水準も織り込んだ理論価格というものが存在しますが、基本的には将来株価を織り込んだものになっているので、このコンセンサスと自らの予測を照らし合わせ、相場観を養うのにも有益ですし、個別銘柄を購入する際に将来の株価の方向性を市場コンセンサスとして知ることで投資判断にも役立てることが可能になります。

時間を圧縮した値動き

日本株を商品とする先物の中で最も有名なものは日経平均先物です。

日経平均(株価指数)は日本を代表する225銘柄を選んでその株価を平均した値ですが、その株価指数の先物が日経平均先物です。

特徴としては、この算出方法から明らかなように225銘柄の株価が上昇すれば株価指数が上昇(下落)し、先物の値段も上昇(下落)します。

またもう一つの特徴として、上でも少し述べましたが日経平均先物1枚を225銘柄の(現物)株式と交換することができます(EFP取引)。

従って、現物の株価と先物の値段は連動することになります。

連動するとどうなるかというと、全ての銘柄の売買注文は先物に集約されることになります。

どういうことかというと、先物と現物は等価交換をすることができるので現先(現物と先物)の値段の価格乖離はアーブ(アービトラージャ)と呼ばれる投資家によって現物の方が高ければ現物を売って先物が買われ、逆であれば現物買って先物を売るという投資が行われるので、この価格差はすぐに解消されます。

現物株式と先物の価格差の解消によって、株が売られると先物も売られ、逆に買われると先物も買われます。

その結果、本来、将来の株価を表しているはずの先物の値段は現在の日経平均の値動きをも反映することになるので、日経平均先物を売買するということは日本の主だった銘柄の本質的価値だけを将来予測も伴って判断していれば良いことになります。

なぜなら、日経平均先物の取引価格には、個別銘柄の細かい要因は平均化することによりほぼ存在なくなり、限月時における将来の価格も織り込まれているからです。

先物は限月における値段を予測したものになるのでちょっとしたイベントで値段が大きく動くこともあり、日経平均先物を取引することは現物の時間を圧縮した取引とも言えます。

その結果、将来、個別銘柄に対して注文が入っているはずの投資家の注文が、同時に先物にも入っていると考えることもできます。

したがって、値動きは荒いものの、時間を先取りした形で投資の経験を踏むことが可能になります。

投資マインドの習得

投資で何が最も大切かと問われた時、あなたはどのように答えるでしょうか。

銘柄の調査?

分析能力や発想力?

暗算力?

残念ながらどれも違います。大切ではありますが、一番ではありません。

私自身、最も重要な投資マインドは経験値と再現可能な相場の予測力だと思っています。

経験値の中でも、特に重視しているのは損切りした回数です。

なぜ損切りがそんなに重要なのでしょうか。

株式投資で儲けている人は、IQや分析力が飛び抜けて高いわけでも、何年も努力して経験の中で相場観を養っているからというわけでもありません。

儲けている人は単純に値上がりした時にも、欲を張って上値を追いすぎず、損失も限定させるというルールを徹底させているからなのです。

著名な投資家がこうしたルールを徹底しているという情報はネット上に沢山あるので知識としての重要さを知ってる人は多いと思いますが、実際に損失を限定させるということを実践するのは難しいです。

実はこの損失を限定させるということは先物投資によって可能になります。

現物株式での損切りは自分で設定すればできますが、中々実践している人は少ないです。

これは損切り設定をすることが勿体無いと考える投資家が多いからです。

先に説明したように投資マインドを養うためには損切りを経験しなければならないので、自分の意思とは関係なく損切りがなされるようにしなくてはなりません。

先物の場合、自分の意思とは無関係に損切りされる場面があります。

それが追加証拠金という制度です。

先物を売買するためには証拠金を提示しなければならないのですが、評価損益がこの証拠金を超える程度の額となった時、先物は自動的に反対売買されてポジションを閉じられます。

つまり購入した先物が自動的に売られてしまい、強制的に損切りされてしまうのです。

ポイントは、証拠金を最低額に抑えておくために日経平均先物miniにしておくということです。

投資暦2、3年の中級者であれば、株式売買をしていて数万円から数十万という損失を出すことは多々あります。

日経平均先物miniの証拠金は毎週値洗いで変わるのですが、せいぜい5万円から7万円程度で、最悪のケースでも最大損失額をこの規模で抑えておけるのもメリットです。

損失額が証拠金を上回る前に必ず損切りするに越したことはないのですが、こうして証拠金を設定しておけば損失が膨らみすぎるということはありません。

何万円も損失を出したくないという方には、あらかじめ利益と損失の幅を限定させておくことをお勧めします。

通常の発注作業は、例えば購入注文を出したらそれで終わりですが、これに加えて返済予約注文を出すということです。

※返済予約注文は証券会社によってUターン注文、リバース注文など呼び方が異なります。証券会社によってできるところとできないところがあるので口座を選ぶ際は注意が必要ですが、このページの最後に示してあるのでご安心ください。

これは何かと言うと、例えば15,000円で購入注文を出した後に注文が約定したら15,100円で売却する注文を自動的に発注するという方法です。

もちろん、この15,100円という指値は自由に変えることができます。

以下の図は松井証券のアプリの画面ですが、松井証券であればこうした売買はアプリで手軽に返済予約注文を出すことができます。

返済予約注文_松井証券

利益だけでなく、損失も限定させることができるので、こうした注文を繰り返せば利益を積み上げていくことが可能になります。

この方法は私が推奨する利益の仕組み化という売買手法の一つでもあります。

ポイントは返済売り注文の指値を15,100円のように上方向に100円の利益確保を目指した場合、同時に損失限定のための指値は下方向に半値の50円、すなわち14,050円に設定しておきます。

こうすることで予想が外れて想定と違う方向に値動きしてしまっても、3回に1回でも想定通りに推移すれば元が取れるようになります。

特に日経平均などは大きな波動のように上下動を繰り返すので、波の谷の底値付近で買い、山の頂点付近で売り注文を出せば利益を確保することができます。

これを繰り返し経験し、場数を踏めばチャートや板を日々見ている中で予測力を培うことができます。

最初は騙されたと思って利益と損失の閾値を2:1にしてみてください。

おそらく、誰でも利益を出すことができると思います。

この利益と損失の値幅は、慣れていったら徐々に3:1、4:1と広げていってください。

これによって相場観を養うことができるとともに、損切りと利益確定の投資マインドを培うことができるので、知らず知らずのうちにおのずと利益を出すことができるようになると思います。

まとめ

上値を追いすぎず、損失も限定することの重要性について説明しましたが、

一般に人は損切りが苦手なので自動的に損切りすることをお勧めします。

この時に重要なのは返済予約注文で利益の自動化を図ることです。

返済予約注文ができるのは松井証券カブドットコム証券マネックス証券の3社になります。

これが投資の極意です。

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パウエル五郎

名前:パウエル五郎 年齢:30代 経歴:サラリーマン時代は赤い銀行で国内外の株式のアナリストやファンドマネージャーなど一貫して株式のトレーディングに携わる。 現在は日本株の個人投資家として独立。2016年にアマゾンを購入してからひたすら買い増し、現在はVTなど世界分散投資も実践。