逆指値注文とは

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逆指値とは

逆指値とは一定の値段以上になったら買いもしくは一定以下になったら売りの注文を入れる売買手法です。
一定以下になったら買い、以上になったら売りという、通常の指値注文とは逆の発想になります。
通常の指値注文で一定の値段以下になったら売りたい時に、通常の売りの指値注文を出してしまうと(その値段以下になっていないのに)今の値段で売られてしまいます。
わかりやすい典型例で説明すると損切りなどがありますが、買いの逆指値注文とはどういった時に使うのでしょうか。
詳しくは以下で説明します。

逆指値の方法

買いの逆指値の使い方

どちらか動くかわからないときに、大きく上昇し出したときに一定の値で買い注文を入れてその後の更なる上昇に対して利益を享受しようとする際に使う方法になります。
例えば、現在の株価100円で、直近110円から90円のレンジ(範囲)で推移している銘柄があるとします。

この銘柄のここ数ヶ月の高値が110円で、この110円を超えたら一気に上抜けるはずという見通しが立てられる場面があったとします。
こうした場面は売買株数が多く、かつ比較的売買金額が大きい銘柄や先物やインデックス型ETFによく見られます。
(ここら辺の銘柄の判定や見通しのつけ方については別途テクニカル分析の説明ページをご覧ください)

通常であれば100円の株価に対して(指値注文で)110円の買い注文を出したら100円で買われてしまいます。
これは「上抜けた時に」という条件を無視しているので、意図したものではありません。

そこで逆指値注文で110円を超えたら108円で買い注文を入れたいという指定を行って注文を出します。
これらの値段のことを松井証券の場合はそれぞれトリガー値段(110円)と予約値段(108円)と表現されています。

こうすることで直近105円を上値に推移していた値動きの銘柄が大きく動いた時に、更なる上昇分を享受することができるようになります。

では110円になった時に手動で、通常の指値注文を出せばいいのではないかと思われる方もいるかもしれません。
しかし、このサイトのコンセプトであり、私自身のポリシーである「仕組み化」を実践するためには、
株価の値動きがあった時に、という条件付きで売買注文を出しておけば自動で利益を確保することが可能になります。
常に株価をチェックできる人であればいいのですが、私自身が板に張り付いて投資しようと思っていないのでこうした売買方法が重要になります。
むしろ、常に株価をチェックできないサラリーマン投資家にとっては必要不可欠な売買方法だと思っています。

実は自動で利益確保する方法にはもう少しテクニックがいるのですが、それについては別のページで説明します。

売りの逆指値の使い方

冒頭に述べたように売りの逆指値注文の典型例は損切りです。
例えば上の110円から90円のボックス圏で推移している、現値100円の銘柄の例では、
板を見ていないうちに株価が70円まで下がってしまった場合、逆指値注文でなければ自動で損切りすることができません。

当然、70円の指値注文を100円の時に出してしまっては株価が下がっていないのに100円で売りが成立してしまいます。
この場合ですと(松井証券の場合)、トリガー値段70円、予約値段70円で逆指値注文を出せば自動的に損切りをすることができます。

ただ大きく相場が動いた場合に70円をつけた瞬間、予約注文が入る前に板の売り注文の最も低い値段が69円になってしまい、その後も値下がり続けると注文が成立しないこともあり、「確実に」損切りすることができない可能性があるため、
トリガー値段70円、予約値段69円以下で売りの逆指値注文を出しておくことをお勧めします。

また売りの逆指値注文にはすでに購入した銘柄が購入価格より高い株価になっている時に、トリガー値段と予約値段を購入価格より高い値段で設定しておき、下落した時に購入価格を下回らないように利益確定売りをする時にも使用されます。

まとめ

逆指値注文とは通常の指値注文とは逆の概念であり、ボックス圏を抜けて上昇トレンド入りした時の買い注文を入れたり、下落トレンド入りした時に損切りや利益確定売りをする時に使用されます。
つまり買いの時は上昇トレンドを逃さないようにする買い仕掛け、売りの時は下落トレンドに入った時の損切りもしくは利益確定売りをする際に使用されます。
これにより、相場が一定のサイクルで波打つという性質を利用して逆指値注文を使うことで確実に利益確保と損切りの仕組み化をすることができるようになります。

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パウエル五郎

名前:パウエル五郎 年齢:30代 経歴:サラリーマン時代は赤い銀行で国内外の株式のアナリストやファンドマネージャーなど一貫して株式のトレーディングに携わる。 現在は日本株の個人投資家として独立。2016年にアマゾンを購入してからひたすら買い増し、現在はVTなど世界分散投資も実践。

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