【失敗談】失敗から学んだマーケットで本当に大事なこと

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はじめに

これから、株やFX、などのマーケット金融商品を始めよう、もしくは今もやっているけどもう一度きちんと、この基礎を学びたいと思っている人に向けて本当の基礎の、基礎のお話を今回はお話しさせていただければと思います。

書店の様変わり

今、街中にある書店に立ち寄って、店内を歩き回ってみると平積みで株やFXに関する本が、こればかりと並べられています。この状態に違和感を覚えるのは筆者だけではないと思います。お金の話など、表に出して話すことではない、というのが日本人の美徳であったのに、なぜ?こういった下品な本の並べ方をするのであろう、と私は思います。かつてはお金に関する本というのは、本屋の書棚の一番目立たないところにひっそりとあったものが、今では、一番売れるから、という理由で一番目立つようになっています。

お金に関しての日本の古来の考え方というのは、お金はモノとモノを交換する単なる道具であって一生懸命やることによって勝手にお金はついてくる、というのが日本人の基本的な考え方だと思います。

お金が最優先の考え方が社会の基本になると、ロクなことがない、というのが考え方であったと思いますし、お金が汚い、という話は誰もが子供のころ親から教わった教えになると思います。お金を最優先に考えるとロクでもないことが起こるという意味での教えなのですが、翻ってお金はいろいろな方が触れているので汚い、という意味になってしまったような感があります。

世界でもいろいろな考え方があると思いますが、やはりお金を前面に出した考え方というのはやはり下品な考え方というのは世界共通認識だと感じます。

経済学という学問の所為?

みなさんは、経済学というと小難しい理屈やロジックを言っていてなんだか近寄り難いもの、というイメージだと思います。何を隠そう、私も学生時代はそういう意識でなるべく近寄りたくはないイメージでしたが、金融機関に就職して嫌いでも学ばなくてはいけない立場になったので仕方なく勉強したものです。

仕方なく勉強したものの、個人的な興味から株に手を出してみました。

株に手を出すことで経済学を学ぼうとしたのです。

この経済学というのは、この文字からは何を言っているのか想像するのが難しいのですが、もっとみなさんにイメージがわきやすいようにいうと「あなたの稼ぎはいくらなの?」ということなのです。

要するに、あなたの年収や月収、などがいくらになるのかを知ることによって、社会での地位やステータスも決まってくるというのが現代社会の構図になります。

この話はいったんおいておき、マーケットと経済学が何の関係があるのか、という話を先ず、最初にしておきたいと思います。

世の中にはいろいろな学問があると思いますが、あなたが小学校で習った算数、国語、社会、理科なども立派な学問ですし、大人のいい方になるとこれを数学、日本語、歴史、科学ともいいますね。

その中に経済学というのがあって、その経済学の中にはマーケット金融学というのがあるのです。なんだか、難しい言葉が並んできたので警戒する方も多いと思いますが、要するにあなたが今、始めようとしている株式やFX、もしくはすでに取り組んでいるマーケット金融商品は経済学のカテゴリーの中の一つなのです。

だったら、算数を学ぶのに数字がわからないのと一緒のように、株などの投資商品を学ぶのに経済学の算数の数字に当たる部分を理解していないとわからないじゃないか、ということなのです。今回の話は。

参考までに、今の学問はあらゆる分野に物理学が進出しており、もちろん、経済学の分野にも、マーケットの分野にも物理は進出しています。

有名な例に、日本酒に最近、かなり美味しいと評判になっている「獺祭」というお酒がありますよね。

この日本酒などは、科学というよりも物理の世界を応用した手法によって製造されるお酒です。このように科学ないし物理は、日常生活にまで影響を及ぼし経済学、マーケットもその例にもれません。

株式投資の失敗

さて、勉強のために手を出した株式投資ですが、経済学をいくら知っても中々投資でうまくいくことは難しかったです。

この経験から学んだのは投資は当然ですが経済学のためにあるのではなく、それを補完して理解を深めるための単なる道具だということです。

道具をそれだけ磨いても実戦経験がなければ狩りはうまくなりません

では経済学とはそもそも何のためにあるの?ということになります。

経済学の一番の基本

こういうタイトルにすると、あなたの個人年収が経済の基本になる、と考え、自分の個人年収など、社会に公開したくないと思うのが普通です。

この考え方が経済学の基本で、今の社会ではあなた個人の年収が社会のステータスとイコールの関係になっているようにしか思えません。

でも、この考え方は間違いですよね、日本の首相の年収というのはだいたい、3000万円になるのですが、大金もちは年収1億円なんてざらにいます。では、その人と日本の首相を比べた場合、どちらが偉いのか、ということみなさんに質問したら、ほとんどの方は日本の首相のほうが偉いというと思います。

ところが経済学では年収1億円の金持ちのほうが偉い、ということになってしまうのです。

この考え方、先に挙げた、日本人の典型的な考え方とは全く非なるものですよね、その考え方が今や日本人の主流になっているのです。

だから下品なこととわかっていても書店には、稼げるほうが偉いので下品なマーケットの本やお金に関する本がいっぱい並んでいるのです。

稼げる奴なんて偉いなんて私は思いません。世の中の役に立っている人間が一番尊いし、身近の人に常に親切にできる人が一番偉いと思います。

こういうことをいうと、お金を持っていなければちっともそういう人を羨ましく思わないね、という輩が必ずいるのですが、さびしい人としか思いません。でも、この意見のほうが、はるかに支持を集める現状には嘆息するほかありません。

マーケットへの応用

経済学の主体には個人のことを家計といいますし、3種類の主体があります。他の2つは企業と政府になります。そしてその総合の力を国家の力とするのが基本です。

すなわち、国家、政府、企業、家計の稼ぐ力のことを発表するのが経済指標ということになるのです。

この考え方でいけば、企業については一番大事なこと、ひいていえば、株式投資で一番大事なことはその企業の稼ぐ力、イコール総売り上げが一番大事なことになりますし、FXでは国の通貨の取引になるので国の稼ぐ力、イコール国民総生産、GDPが一番大事なことになるのです。

このことを基本に考えていくと、みんさんが理解できないマーケット現象のほとんどを説明することが実はできるのです。

経済学はいい学問?

私も一人の経済学の学徒として認めるのは非常につらいのですが、経済学で教えることなんてロクなものではありません。なぜなら、なんでも稼ぐ力、もっとかんたんにいえばカネ、カネと騒いでいる下品なおっさんにしかなれない、ということを百も承知しているからです。

マーケットに取り組む以上はお金を稼ぐのが目的なのですが、実生活までそれに感化されないようにしたいものというのが、私の切なる願いになります。

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パウエル五郎

名前:パウエル五郎 年齢:30代 経歴:サラリーマン時代は赤い銀行で国内外の株式のアナリストやファンドマネージャーなど一貫して株式のトレーディングに携わる。 現在は日本株の個人投資家として独立。2016年にアマゾンを購入してからひたすら買い増し、現在はVTなど世界分散投資も実践。