【失敗談】株で失敗するたった一つの理由

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人生初めての株式投資で失敗

株で貯金を全額投資してしまい、しかも失敗しました。
「株なんて勉強すれば誰にでもできる。」そのような甘い言葉に騙された自分も悪いと思います。どうやって株を買うかを把握して、チャートの見方を確認して、あとは自然に上がってくるのを待てばいいだろうと安易に考えていました。

まぐれ当たりからの始まり

最初は、テストにと4社の株を買って、直ぐに資金が1.7倍になったのが始まりです。
波に乗ったと勘違いをして、貯金の全てを1社に投資してしまったのです。そして、株価の低迷が続き、結果的には取り返しのつかないことになりました。あまりのショックに身動きをとることすらできず、ただその場で呆然とするばかりでした。そして、損切りの重要さを身に染みて感じました。
また、現物取引のみであれば悪くても初めのトータルコストが失われるだけですが、信用取引な場合は借金ができるリスクがあります。信用取引によって借金を生み出してしまう人はかなり存在するようです。ひとつの例として、ホリエモンの不正が分かった時、livedoorへ強制捜査が入り、livedoorの株は急激に下落してしまいましたが、そのような状況だったlivedoorの株はおおよそ700円前後だったと考えます。
その後、強制捜査が開始された次の日より売り注文が一気に集ってストップ安の繰り返しで出来高がかなり減った状況が長い間継続しました。例を挙げれば、1000株を売りに出したとしても、1株しか売れなかったというような状況の下でした。挙句の果てには、売り注文と買い注文がおり合って取引が成り立ったときには150円前後の株価になっていました。すなわち、700円前後であった株価は150円前後に下がるまで現実的に売却がほとんど出来ない状態だったのです。なので、信用取引であっても強制的に清算されるので、問題ないなどという思い込みは短絡的過ぎます。

損切りの重要性

仮に、200万円の手持ち資金を保有している人が信用取引で手持ち資金の約3倍近くとも言えるlivedoorの株を急激に下落する前に購入したとすると、資金の約3倍だから約700万円、すなわち10000株に相当するlivedoorの株を所有していたことを指します。 なので、次の日から急激な値下がりが起こって結果的に150円前後で売却できたとしたら、10000株は約150万円です。すなわち、約700万円は150万円前後まで下がったわけであり、損失は約500万円となります。これにより、初めの資金であった200万円を全額失っただけではなく、300万円以上もの負債を負う結果となってしまったのです。
貯金を全額失ってから、半年か1年ほどかけて貯金をして再び投資にチャレンジしたものの、今度は9.11のテロで株価が暴落。ビックリして売ってしまったのですが、今思えばまた戻ったかもしれなくて、売るのはやめて他のものを買っておけばよかったと後悔しています。株による大損もかなりショックでしたが、自分の力で知識を増やす努力を怠ったのもあり、株で稼げるツールに数万円、数十万円を叩いたこともあったので、それもダブルで衝撃的でした。
未だに十分に株のことを知っているわけでもなく、まだまだ勉強が足りない状態ではありますが、このようなことから、株は本当に怖いなと思います。どんなに知識を重ねたとしても、購入した株式会社がどうなるかなんて未来人にしか分かりません。また、日本国内で問題がなくても、海外の企業の影響を日本も受けます。

投資先を1社に絞らない

知識と経験だけでは敵わないのではないかと思い、今はそっと見守るような姿勢でいます。こんなにも痛い目にあってもなかなかやめられない株の魅力も面白おかしいものです。
とにかく初心者には投資先を1社に絞らないこと、そして無闇にレバレッジをかけた信用取引をすることは避けた方がいいことを伝えておきたいです。

信用取引をやめたほうがいいというわけではありません。上がるかもわからない銘柄に対して幻想をもとに手にあまるレバレッジをかけて失敗することを回避して欲しいのです。

信用取引自体は株をする上で重要なことです。一つの選択肢だけ取れる人と二つの選択肢を取れる人がいたら後者の方が利益を確保する機会に恵まれていることに違いないからです。

投資先を一社に絞らないという戦略は多くの投資家が実践しています。リスクをその銘柄だけに長期間放置しておくのは非常に危険だからです。
また、株に失敗したとしても全ての人生が終わるわけではありません。退職をしてしまったのであれば、アルバイトをしたり、再就職をしてやり直すことだってできます。借金も周りの協力を煽って返済できた人も多くいるはずです。株に命だけは取られないよう気をつけたいです。
何より、お金を失ったとしても経験が残ります。その経験を活かして同じ失敗をしてはいけないなと自分の胸に刻むようにしています。
そして、初心にかえることもとても大切だなと痛感しています。新しく出版された初心者向けの本を繰り返し読んだり、情報には常にアンテナを立てるようにしています。
どの情報ツールがより正確なのかを調べたり、システムトレードを見てみたり、知れば知るほど株は深いです。

今後

あと数年もすればまた状況が変わるかもしれないと僅かな希望も持っています。
お金を失ってしまうのもかなり嫌な出来事ではありますが、株だけに囚われたり、生命の危機を感じてしまうような事態になることだけは避けたいです。
ちょこっとお小遣いを稼ぐ程度にしておこうと今は自身にお灸をすえています。

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パウエル五郎

名前:パウエル五郎 年齢:30代 経歴:サラリーマン時代は赤い銀行で国内外の株式のアナリストやファンドマネージャーなど一貫して株式のトレーディングに携わる。 現在は日本株の個人投資家として独立。2016年にアマゾンを購入してからひたすら買い増し、現在はVTなど世界分散投資も実践。

コメント

  1. なおすけ より:

    米国株についてこの夏から勉強している者です。
    こちらのサイトはとてもわかりやすく、勉強させていただいております。
    アマゾン株を2000で売却されたとの事、素晴らしいです!私も保有していたのですが、下げがキツく、買値に届きそうな時に、どこまで下がるかわからず、日々モヤモヤしてしまったので買値+微益で売りをしてしまいました。より下がれば再度購入しようと思っていたのですが気を逃してしまい、今は反転しております。先はわかりませんが。
    優良企業と信じていればホールドを続けていればよかったのに、と売却後もモヤモヤし、市場に踊らされた自分がとても情けないです。
    パウエル五郎さんは様子を見て再度アマゾン株を購入するつもりはありますか?
    それとも他のものを探した方が良いでしょうか?
    私もパウエル五郎さんのようにマイルールを確立し、それに則って淡々と、心を持っていかれない投資がしたいです。
    小心者ですぐに動揺してしまい、決断をうまくできないこのメンタルをまず直さないといけないですね。
    情けない駄文を読んでいただきありがとうございました。
    これからも応援しております。