【ブレグジットを逆手に!】イギリスのEU離脱で注目される11銘柄

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ブレグジットショック!イギリスのEU離脱とその影響

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2016年6月24日、イギリスは国民投票によってEUから離脱することを選択しました。

イギリスのEU離脱決定により、リーマンショック級の金融危機の可能性がささやかれていますが日本も決して対岸の火事ではありません。

国民投票によりイギリスのEU離脱が確実となった6月24日は、世界各国の株式市場で大幅な株安となりました。

そして日本も日経平均株価が終値で1万4952円と前日比1286円安となり、円相場も一時1ドル=99円台まで円高が進みました。

国内でも人身事故が多くなるなど不穏な空気が流れています。

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【悲報】「イギリスEU離脱ショック」から国内各地で人身事故が急増中・・・ 株価急落やFXでの損失が原因か

今後しばらく、世界の金融市場は神経質な展開が予想されます。

そして比較的安全資産とされる円に世界から資金が流入し、円高傾向がしばらく続くということも予想されます。

上場企業の中には輸出関連企業が多いため、円高になると利益を圧迫される企業も増えてきます。

トヨタなどは円高が1円進行すると、利益が400億円減るといわれており、円高は多くの企業にとって死活問題にもなりえます。

株安に円高と、いったいどうやって資産運用をしたら良いかとても見極めにくい相場となってきています。

イギリスのEU離脱というブレグジットショックの次は、フランス離脱のフレグジット、スウェーデン離脱のスウェグジット、ドイツ離脱のジャーグジット、スペイン離脱のスペグジットとEU首脳国が離脱が進めばEU解体が進み、統一通貨ユーロの信用はなくなり、さらに円高が進む可能性があります。

そこで今回はイギリスのEU離脱の影響に引き続き今後も円高傾向が続いた場合でも値上がりが期待できる、注目すべき銘柄を紹介します。

特にしたたかな投資家は株安の今だから乗り遅れないように買い仕込みを仕掛けています。

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円高が追い風の輸入関連銘柄ベスト4

輸出関連銘柄は円高で大きな打撃を受けてしまいます。

どうしても大型株で日経平均への寄与度が大きい輸出関連株への悪影響に目がいってしまいがちです。

しかし、果たして日経平均が下落したところでこうした企業と関連がない私たちの生活にすぐに大きな悪影響があるのでしょうか。

実は、反対に輸入の比率が高い企業は、仕入れコストが減少し、増益の可能性も出てきます。

こうした企業は今は反動で安く売られてしまっていますが、時間が経つとその企業の収益構造特有の円高のメリットが見直され始めて急騰する可能性が高いです。

円高で、主要企業の株価が振るわない場合は、この輸入比率が高い企業のメリットに注目してみてはいかがでしょうか。

ニトリホールディングス<9843>

全国トップの家具・インテリア製造小売チェーンのニトリホールディングスは製品の多くを海外から輸入しており、円高のメリットを受けやすい企業の一つです。

海外に自社工場があるのも強みの一つです。

エービーシー・マート<2670>

靴小売専門店の最大手であるエービーシー・マートの主力商品である靴も輸入がほとんどを占めます。

円高の影響で仕入れ価格が下がることが予想されます。

約1,000店舗ほどある販売店も日本国内が約8割、海外が約2割と円高の悪影響を受けにくくなっています。

ニッセンホールディングス<8248>

カタログ通販大手のニッセンホールディングスはカタログで数多くの商品を取り扱っています。

その商品の多くが海外から輸入している商品です。近年は高付加価値商品の拡充も図っており、単価も高くなってきているため、円高のメリットをより受けやすくなっています。

ゼンショーホールディングス<7550>

牛丼のすき家やファミレスのココス、回転ずしのはま寿司等を展開している外食大手のゼンショーホールディングスも、主力の牛丼の牛肉を筆頭に、多くの食材を海外から輸入しています。

円高メリットが享受できるだけでなく、低価格の外食店舗が多いため、不況時にも客足が落ちにくいといった特徴があります。

円高が追い風の旅行関連銘柄

イギリスのEU離脱の混乱の中で、旅行関連銘柄も注目すべき銘柄の一つです。

円高によって各国の通貨に比べ円の価値が相対的に高くなります。

その為、日本から海外旅行へ行く場合は旅行代金が安くなるといったメリットがあります。

海外旅行を多く取り扱っている旅行会社は円高によって旅行客の増加が期待でき、円高のメリットを享受しやすいと思われます。

KNT-CTホールディングス<9726>

近畿日本ツーリストとクラブツーリズムを傘下に持つ旅行業界第2位のKNT-CTホールディングスは国内旅行だけでなく、海外旅行の売上比率も3割以上を誇ります。

円高が進行すれば旅行代金も安くなり、海外旅行者の増加に期待が持てます。

エイチ・アイ・エス<9603>

ハウステンボスやホテル経営で近年脚光を浴びているエイチ・アイ・エスですが、収益の柱はやはり海外旅行です。

事実、エイチ・アイ・エスは海外旅行取扱高業界第2位であり、円高のメリットを十分に受けることが期待できます。

円高が追い風の空運・電力関連銘柄ベスト5

イギリスのEU離脱の影響による円高によって、原油も安く仕入れることが可能になるかもしれません。

原油を安く仕入れることができると、運送関連の企業は燃料費を削減でき、現在火力発電の比率が高い電力関連株もコスト削減が可能となります。

中部電力<9502>

浜岡原発の再稼働の見通しが立たず、火力発電の比率を増やしている中部電力も円高や原油安によってコスト減が可能な企業の一つです。

関西電力<9503>

原発依存度が比較的高い関西電力ですが、原発の再稼働の時期が見通せず、現在は火力発電などに頼っているため、円高による燃料調達コストの削減に期待が出来ます。

ヤマトホールディングス<9064>

宅急便首位のヤマトホールディングスは、国内シェア4割を誇ります。全国津々浦々まで配送網があるため、配送に必要なトラックの燃料も莫大な量となります。

円高によって燃料コストの削減に期待が持てます。

日本航空<9201>

国際線首位の日本航空も円高のメリットを受けやすい銘柄の1つです。

航空機の運航には莫大な量の燃料が必要で、原油価格や為替の影響を受けやすいのが特徴です。

ANAホールディングス<9202>

国内線首位、国際線第2位のANAホールディングスは傘下にLCCであるバニラ・エアとピーチがあります。

円高メリット以外にも、不況により低単価の航空券が人気となった場合でもLCCが利益に貢献すると考えられます。

まとめ

世界的な金融危機を引き起こしたイギリスのEU離脱ですが、世界中のありとあらゆる投資商品が下落するわけではありません。

しっかりと状況を見極め、その時々に適した投資対象に投資することが、今後の不安定な金融市場で勝ちに行くためには必要になってくることではないでしょうか。

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パウエル五郎

名前:パウエル五郎 年齢:30代 経歴:サラリーマン時代は赤い銀行で国内外の株式のアナリストやファンドマネージャーなど一貫して株式のトレーディングに携わる。 現在は日本株の個人投資家として独立。2016年にアマゾンを購入してからひたすら買い増し、現在はVTなど世界分散投資も実践。